タイのチェンマイへ行ってきた。
老いたら住もう、とずっと妄想していた街は
私のイメージとは少し違っていた。
夢の中の街はもっと地方にあるのかもしれない。
誕生日は雨、静かな寺院と市場を散策した後
カレー屋さんでケーキを食べた。
お誕生日だからケーキ、というよりは
たくさんの花の中に飾られたパンやケーキが
あまりに美しくてそそられた。
お店の空間と窓の眺めも素晴らしく心地よい。
うちの近所にあったらなぁ…と何度も思った。
夜市ではマンゴスチンを大量に買い、
ホテルの冷蔵庫に入れて毎日食べた。
格安ホテルなのに、とても快適で
いつも部屋をきれいにしてくれていた。
中庭や向かいのレストランも最高だったし
フロントのおじいさんのぶっきらぼうだけど
お世話をやいてくれる感じも良かった。
3日目はチェンマイの聖山ドーイ・ステープへ。
ソーンテオ(乗り合いタクシー)には扉がなく、
一番後ろの席だったので山道のカーブでは
落ちないよう必死。向かいの白人の美女は
車酔いで今にも吐きそうだし色々ハラハラした。
でもこんな車が普通に走ってる国だから好き。
着いて306段の階段を上ると寺院がある。
罰当たりだけれど金ピカのお寺は飽きてしまい
チェンマイの一望できる展望台でしばらく過ごした。
写真は街に戻ってきてたから見た、
ワット・チェディールアン。