2020/06/16

氷取沢


雨が続く前に氷取沢市民の森へ行っておこうと
早起きして出かけた。
数ヵ月前に連れて行ってもらった場所。
こんな深い緑が横浜にあるなんて知らなかった。

以前見た植物たちはすっかり様相が変わり
あの時の、蔓の覆ったランドアートのような異空間も
緑が生い茂ったせいで随分と狭く感じた。
あれから忘れられず何度も思い出しているうちに
自分の中でイメージが膨らみ過ぎたせいかもしれない。

それでも久しぶりのハイキングは気持ちよくて
三つの市民の森を渡り歩いた。
森をハシゴできるなんて贅沢だ。

新緑の美しいモミジに見とれたり、
踏まれた葉と花の地面アートに嫉妬したり、
横浜の最高峰(157m…!)で梅干し食べつつ
遠くを眺めたり。自然と交信した一日。

「山は一人でいる時にしか開示してくれない。」
M子ちゃんの言っていた言葉を山に行くたびに
思い出すのだけど今回は開かれなかった。