私の未来を変えてくれたと思っている。
あれから一人でも山へ行くようになり、
たくさんの感動と風景との出会いがあった。
そのMちゃんと久しぶりに会えることになり
大野山へハイキングに行ってきた。
予報よりも雲が多く寒いはずなのに
高揚していて心も体も温かい。
Mちゃんにとって低山はお散歩程度、
全く息が乱れることなくすいすいと登り
(私はゼーゼー)色々なことを話してくれた。
終わりかけの紅葉、長閑な風景を眺めつつ
ひたすら語り合い、あっという間に頂上に着いた。
残念ながら富士山は雲に隠れていた。
思えば12年前の石割山も山頂は霧で真っ白で
霧の中に浮かぶ木や植物の気配に
不思議な気持ちで向き合ったのを覚えている。
下山後の温泉は最高だった。
その後は居酒屋でまたたくさん話した。
この日私達の一番の運動は、
駅の階段を二回も駆けあがったこと。
全力で走ったのに電車に間に合わず、
この次は一時間後だろうか…と思ったら
10分後に電車がくることが分かり大笑いした。
さすがのMちゃんも息が切れていた。
(走らせてごめん。)