山形県と秋田県に跨がる鳥海山に登った。標高2236m。
正直、問題なく登れるだろうとナメていた・・・
行きは予定していた時刻より1時間半オーバー
帰りはなんと3時間オーバー
体力が落ちたせいなのか、夏バテが影響したのか、
本当にしんどかった。
登山の前日は酒田を一日観光した。
東北はこちらよりも涼しいことを期待していたのに、
暑い暑い。
それでも途中で自転車を借りて、山居倉庫や相馬樓へ
こちらでは舞娘さんの踊りを堪能しました。
(相馬樓の舞娘さんは、「舞妓」ではなく
それでも途中で自転車を借りて、山居倉庫や相馬樓へ
こちらでは舞娘さんの踊りを堪能しました。
(相馬樓の舞娘さんは、「舞妓」ではなく
「舞娘」と書くらしい)
柔らかく美しい舞、芸妓さんの渋く響く唄と三味線、
柔らかく美しい舞、芸妓さんの渋く響く唄と三味線、
素敵。
また働いている方達が温かい人ばかりで、
色々とお話してくれて苦労も垣間見れ、
本当に美味しかった。
お風呂も食事も終えて、また街にくり出し
お風呂も食事も終えて、また街にくり出し
お祭りを見に行って・・・
考えてみたら、夜行バスの中、
考えてみたら、夜行バスの中、
ちゃんと睡眠も取れない状態できて
一日中遊びまわったのだから、次の日に堪えたのも
一日中遊びまわったのだから、次の日に堪えたのも
当たり前だろうな。
8月4日。
バスで鉾立の登山口に向かい、10時に登り始めた。
いつもならしばらく歩いていると、
8月4日。
バスで鉾立の登山口に向かい、10時に登り始めた。
いつもならしばらく歩いていると、
体が慣れて楽になっていくのに
それが一向にやってこない。
日陰のない登山道で暑さも強まって、吐き気も
それが一向にやってこない。
日陰のない登山道で暑さも強まって、吐き気も
感じ始めたときは早々に断念すべきかすごく迷った。
そんな葛藤の中、ゆっくり進んでいると、
賽ノ河原の雪渓が現れた。
色々な種類の高山植物が咲いている、
色々な種類の高山植物が咲いている、
氷が溶けて流れる音、冷気が漂ってきて体が一気に楽に。
砂漠のオアシスです。
おかげで体も少し良くなって、またひたすら進む。
お昼休憩は御浜神社で、
おかげで体も少し良くなって、またひたすら進む。
お昼休憩は御浜神社で、
きっと頂上がすぐそこに・・・
と期待してもなかなか現れず、
と期待してもなかなか現れず、
岩山の道が延々続くように感じた。
雲が湧き上がってくる。ゴゴゴゴ・・・と落石の音が響く。
山の姿は美しいだけではないということを実感する。
時間をかけて、ゆっくりと、ようやく頂上へ着いた。
正確には頂上ではないのだけれど。
新山の山頂へは、御室小屋からさらに岩山を
雲が湧き上がってくる。ゴゴゴゴ・・・と落石の音が響く。
山の姿は美しいだけではないということを実感する。
時間をかけて、ゆっくりと、ようやく頂上へ着いた。
正確には頂上ではないのだけれど。
新山の山頂へは、御室小屋からさらに岩山を
20分登らなければいけない。
荷物を置いて、さて登るかーと行こうとした時に、
下山してきたおじさま達が、
上までは相当きついよ、ずっとロッククライミング状態で
荷物を置いて、さて登るかーと行こうとした時に、
下山してきたおじさま達が、
上までは相当きついよ、ずっとロッククライミング状態で
登らなければいけないよ、
と声をかけてくれた。
その言葉にすっかり怖気づいて、引き返した。
戻ったら先ほどのおじさま達が、
と声をかけてくれた。
その言葉にすっかり怖気づいて、引き返した。
戻ったら先ほどのおじさま達が、
それが賢明だよと言ってくれ、
頂上で撮ってきた写真を見せてくれた。
写真の景色は素晴らしかったけれど、
頂上で撮ってきた写真を見せてくれた。
写真の景色は素晴らしかったけれど、
このヘロヘロな体では20分で登ることもできず、
気分でした。
食事を終えてからもう一度外に出て、
食事を終えてからもう一度外に出て、
日が沈むのを待つ。
ここには山ガールなんて人っ子一人いない。
元気なおばさん、おじさん達の方言交じりの
ここには山ガールなんて人っ子一人いない。
元気なおばさん、おじさん達の方言交じりの