2019/10/17

秋野不矩展


S井さんが美術館に誘ってくれた。
昨年、秋野不矩さんという画家を教えてくれ
画集を貸してくれたのもS井さん。
まさかその後で馴染みの美術館にやってきて
くれるなんて運命を感じる!と二人で話した。

平塚に行く時はいつもS井さんのご両親の家で
一緒にお昼ごはんを食べる。
90歳を過ぎていてもとてもお元気で
お父様はいつも窓から見える富士山の写真を
見せてくれ、お母様は刺子のふきんを作って
たくさんプレゼントしてくれた。

その後、美術館へ。
作品は言葉にできないくらい素晴らしかった。
絵の中へ溶け込むような感覚。
インドを旅しているような。
眩しい光や気配がそこにあるようだった。
どれだけ長い時間、二人で満喫しただろうか。
どの絵が一番好きかーなんて子供のような質問に
お互い真剣に悩み2周回ったものの
結局ひとつには絞れないね、と笑った。

忘れられずに母とまた次の月にも観に行った。




2019/09/29

涸沢


念願の涸沢へ。
紅葉は7割程度だった。

テントから見たモルゲンロート。







2019/08/04

チェンマイ


タイのチェンマイへ行ってきた。

老いたら住もう、とずっと妄想していた街は
私のイメージとは少し違っていた。
夢の中の街はもっと地方にあるのかもしれない。

誕生日は雨、静かな寺院と市場を散策した後
カレー屋さんでケーキを食べた。
お誕生日だからケーキ、というよりは
たくさんの花の中に飾られたパンやケーキが
あまりに美しくてそそられた。
お店の空間と窓の眺めも素晴らしく心地よい。
うちの近所にあったらなぁ…と何度も思った。





夜市ではマンゴスチンを大量に買い、
ホテルの冷蔵庫に入れて毎日食べた。
格安ホテルなのに、とても快適で
いつも部屋をきれいにしてくれていた。
中庭や向かいのレストランも最高だったし
フロントのおじいさんのぶっきらぼうだけど
お世話をやいてくれる感じも良かった。

3日目はチェンマイの聖山ドーイ・ステープへ。
ソーンテオ(乗り合いタクシー)には扉がなく、
一番後ろの席だったので山道のカーブでは
落ちないよう必死。向かいの白人の美女は
車酔いで今にも吐きそうだし色々ハラハラした。
でもこんな車が普通に走ってる国だから好き。

着いて306段の階段を上ると寺院がある。
罰当たりだけれど金ピカのお寺は飽きてしまい
チェンマイの一望できる展望台でしばらく過ごした。

写真は街に戻ってきてたから見た、
ワット・チェディールアン。







2019/04/14

P山荘


いつもの山草料理と一年ぶりに会う懐かしい人達。
手作りのものが一堂に並ぶP市を楽しみ、
外では篠笛の演奏を聴かせていただいた。

P市は今年が最後。
K杉さんの思いをずっと忘れずにいたいと思う。








2019/04/02

写真展


久しぶりに写真のグループ展に声がかかり参加。
写真展「時は春」
http://www.gallerykingyo.com/exhibition/2019/0402/index.html

タイトルはロバート・ブラウニングの詩から
とったそうです。

時は春、
日は朝、
朝は七時、
片岡に露みちて、
揚雲雀なのりいで、
蝸牛枝に這ひ、
神、そらに知ろしめす。
すべて世は事も無し。









2019/03/15

鷹取山

今日は一人でふらっと歩きに行こうと思いつつ
大磯のハイキングコースに行こうか、
それとも逗子の山に行こうか…迷いながら駅へ。
先に来たのは横須賀線、鷹取山に決めた。

駅から近く、山道も静かで気持ちがいい。
お寺を通った後は思ったよりも山らしいコースで
鎖場もあったり、頂上は採石の跡地で面白い
景色が広がっていた。
追浜から田浦まで、よく歩いた一日。
手術から約一ヶ月半、傷跡も痛むことなく
よいリハビリになった。