2012/06/12

レセプション


雨の中、オープニングパーティーにお越しくださり
本当にありがとうございました。
急遽決まったこともあり、一部の方にしか
ご案内できず、すみませんでした。




そもそも今回のパーティー開催のきっかけに
なったのは、これからお店を出そうとしている
森田ご夫婦からのケータリングの提案でした。
良かったらお料理作るよ?と。
お二人の料理の大ファンな私は、
それは楽しくなりそう!と決めたのでした。

忙しいお二人なのに、当日まで本当に準備等
大変だったと思います。
それなのにメニューも全て任せきりのまま、
当日を迎えてビックリ・・・!
どれも想像できない組み合わせの
センスあるお料理の数々、すっごく美味しくて
美しくて、皆さんも感動していました。
さらには片手に飲み物を持っていても、
つまめるようにとの工夫まで・・・
お二人の妥協のなさに、お料理への熱意と愛情を
改めて感じました。
最高のおもてなしの用意に、心から感謝・・・!


そして、これまた森田ご夫妻の提案で決まった、
大貫美帆子さんの詩の朗読。
絵に詩をつけていただいたことも
最高に贅沢でしたが、さらにご本人の声で
聴くことができるなんて幸せです。
まるで森の中へと導くような深く静かな声で、
会場の空気が変わりました。
友達は外の雨と彼女の声が共鳴して、
本当に素敵だったと感動していました。
本人の声だからこそ、
あの世界が作りだされたのかもしれません。
前日に依頼したというのに快く引き受けてくれて、
そして素晴らしい朗読を本当にありがとう。









そして、メインは庄司敦子さん、大淵靖子さんの
ヴァイオリン二重奏です。
こちらもオープニングで弾いてくれたらなぁー
なんて軽い声掛けに、お二人ともとても乗ってくれて、
そしてものすごい短期間で仕上げてくれたのでした。
絵を描くとき、大淵さんから頂いたバルトークの
CDをよく流していたので
絵にも私にもその音が染み込んでいました。
それらの完成された絵の前で、
今度は二人がヴァイオリンを奏でてくれるという幸せ。
音楽にひたすら向き合う二人の美しい姿に
見とれながら、
ここ数ヶ月、絵に没頭した日々と、
庭の景色を思い出して聴いていました。
最後は遠くの山まで心は広がって身体が溶けてしまった。

二人のことを本当に尊敬します。
ありがとうございました。








幸せなひとときでした。
皆さんも楽しめたといいのですが。
不思議と会ったことのない人同士が話していても、
全く違和感のない穏やかな空気が流れていて、
私としてはとても心地よかったです。

自分ひとりではこの空間は作れませんでした。
関わってくれた全ての方に感謝致します。