2012/12/09

ベーグル会


Sさんから、美味しい小麦粉で
ベーグル作りませんか?という素敵な提案があり、
ベーグル作り会をうちで開催することになった。
J社でお世話になったS井さんとT崎さんを呼んで、
ちょっと同窓会気分。
M村さんも来てくれて、穏やかで落ち着いた
大人の会となった。

春にお邪魔した山荘産(?)の小麦粉なんて
ありがたい。
初の中力粉でのベーグルは、いつもよりふんわりと
出来上がって美味しかった。
パンに合うようにと作ってきてくれた
レモンカードやジャム、サラダや蓮根チップやら
もう美味しいものだらけで
迷い箸も、迷いスプーンもしまくった。

さらに最後にSさんから出された、
A行さん手作りのにしんのお寿司。
T氏がまた食べ物にありつけないということに
ならぬようその心遣いに、笑い合いつつ感謝した。

ヒアシンス、藍染のコート、
梅の枝、猫の靴下、お母様のゴミ箱、
そして、1本の歯ブラシ・・・
この日のキーワードとなった言葉、
思い出すたびにフフっとなる。









2012/11/26

奈良


大阪から帰る日に奈良へ行った。
生憎の雨だったけれど、
しっとりとした景色もまたよかった。
興福寺、東大寺、春日大社を巡って、
ならまちを散歩、
京都とまた違った色と重みがある。

奈良公園の鹿に意外にも心和んで、しばらく遊んだ。








2012/11/24

大阪


Cちゃんの個展を観に大阪へ行った。
出会ってからかれこれ10年以上のお付き合い、
なかなか遠くて数年に一度しか会えないのに、
まるで先週会ったかのような感覚で話せるから
不思議です。
誕生日には必ず手紙とプレゼントを送ってくれるから
そこで心内を語り合っているせいかもしれない。

忙しい中、時間を作ってくれて本当に感謝。
連れていっくれた美味しいお店で、
たくさん笑い語り合って幸せな時間でした。

浪曲をやりたくて三味線を始めた、という彼女は
今回の個展のギャラリーでバンドさんと一緒に
三味線を弾いた。
絵を描くことだけでは満足しない、描いた絵を
人に見てもらうことで完成する、と絵に対する
意味を後で聞いたとき、表に立って堂々と三味線を
弾きながら唄う姿が、妙にしっくりときたことも、
そこへつながるのだろうなと思った。

Cちゃんの絵は当たり前かもしれないけれど、
大阪の街によく似合う。
一緒にフラフラと歩くだけで楽しめた。
大阪は古い建物がたくさんあって、
そしてどれも現役なのがいい。
同じ日本でも、ずいぶんと違うものだなぁと眺めた。
以前Nさんに連れて行ってもらった民俗学博物館も
久しぶりに行ってゆっくり観れなかったものの
これまた異文化を堪能した。

太陽の塔とまじまじと向き合った。
語っているようで、でも何かを諦めてるような
顔にも見えて、なぜか切なくなった。









2012/10/15

鎌倉湖畔


「鎌倉湖畔循環」のバスを見かけてから、
湖畔??がずっと気になっていた。
自転車でやっと行ってみた。

湖畔というよりは池だけれど(正式名は散在ヶ池)
散策路がなかなか楽しめた。
上から覗くと、水面に別の世界が映っている。
美しくて吸い込まれそうだった。








2012/09/01

F・メンデルスゾーン「聖パウロ」 Paulus; op36.


Sさんの所属する合唱団の演奏会を聴きに、
横浜みなとみらいホールへ。

合唱を聴く機会がほとんどなかったので、
きちんと聴けるか心配でしたが
3列目の席で大迫力、最初から最後まで
夢中になって聴きました。
上から降ってくる感じがまたよくて、
美しい音にずっと包まれているようだった。

S席とかの絶妙なバランスで聴ける席だったりすると
たまにCDを聴いているような錯覚になって、
途中で頭がどこかにいってしまうこともあったりで・・・
なので今回は、演奏ももちろん素晴らしかったことも
あるけれど、演奏者やソリストの表情や
息遣いまで楽しめて、
あっという間に終わってしまった感じでした。
Sさんが頭半分しか見えなかったのは残念だったけれど。


--------------

曲目   F・メンデルスゾーン「聖パウロ」 Paulus; op36.
指揮   青木 洋也
ソプラノ 藤崎 美苗
アルト  布施奈緒子
テノール 中嶋 克彦
バス   藤井 大輔
オルガン 浅井 美紀
管弦楽  東京フィルハーモニー交響楽団
合唱   ノヴァ・ヴォーチェ





2012/08/06

鳥海山


今年も誕生日を山の上で迎えられて嬉しい。

山頂御室小屋では、屋根裏のようなスペースの
一番奥を与えられた。
真横に小さな窓がある。
夜中の3時に目が覚めて、窓から星を確認したら
うっすらと見えた。
外に出て、小屋の裏から空を見上げると、
見事な星空が広がっていた。
ぼんやりとしか見えなかったのは、
月の光と寝ぼけまなこのせいかもしれない。
流れ星がひとつと、人工衛星も見れた。

日の出と影鳥海を見るために、4時過ぎにまた外へ。
薄明の空、目に映る全てのものが青色になっていた。





しばらく眺めていると、影鳥海の出現。
水平線の端っこまで、三角の影がずーっと伸びている。
感動。
この現象は年に数回しか見れないと、
登山者から教えてもらった。
初めて登ってお目にかかれたなんて本当にありがたい。

この日の天気予報は、都内で見たときは
曇りと雨マークだったのに、
相馬樓や若葉旅館の人達が、
天気を祈ってくれたおかげかな、
戻って報告したいくらいだった。

きっとよい一年になるはず。






と、すっかりよい気分になり、苦手な下山も大丈夫!と
気合が入ったのに小屋からすぐ出たところで、
もう心が折れそうになった・・・。
大きな岩、岩、岩、それもゴロリと落ちてしまいそうな
不安定な道。
といってもこれにビビっているのはきっと
坂道恐怖症の私くらいで、
他の人達はすいすいとうまく歩いていく。
まだまだ初心者、慌てずにゆっくりと進んだ。

振り返ると、遠くに泊まった山小屋が見えた。
すごいところに建ってるなー。





山の内側を越え、尾根に出ると、
山小屋からは見えなかった
向こう側の景色が広がる。
下にはこれから横断する予定の雪渓も見えて、
このときはワクワクして、
すぐ近くにさえ感じていたけれど
そこにたどり着くまでもずいぶんと長かった。






緩やかな雪渓を横切るだけなのに、
おっかなびっくり歩く。
でも初の軽アイゼン、ザクザクと気持ちよい。





下から自由に登ってくる人も。
そうか、いいんだー、と思っても
やっぱり傾斜はこわいので、素直に横切りルートに出る。





どんどん降りていくと、すっかり雲の下に。
この後もゴール地点の家族旅行村までは、
本当に遠かった。
いつになったらたどり着くのだろうと。
予定の3時間オーバーの原因はやっぱり、
疲労とへたくそな足取り。
それでも今回、ひとりではなかったので本当に救われた。
感謝です。


ローカルなバスに乗って、温泉へ。
温泉も十分癒されたけれど、
バスの中で話すおばあさん達の方言が
何より疲れを和らげてくれた気がする。
本当によい旅でした。




2012/08/04

鳥海山


山形県と秋田県に跨がる鳥海山に登った。標高2236m。
正直、問題なく登れるだろうとナメていた・・・

行きは予定していた時刻より1時間半オーバー
帰りはなんと3時間オーバー
体力が落ちたせいなのか、夏バテが影響したのか、
本当にしんどかった。

登山の前日は酒田を一日観光した。
東北はこちらよりも涼しいことを期待していたのに、
暑い暑い。
それでも途中で自転車を借りて、山居倉庫や相馬樓へ
こちらでは舞娘さんの踊りを堪能しました。
(相馬樓の舞娘さんは、「舞妓」ではなく
「舞娘」と書くらしい)
柔らかく美しい舞、芸妓さんの渋く響く唄と
三味線、
素敵。
また働いている方達が温かい人ばかりで、
色々とお話してくれて苦労も垣間見れ、
心からこの相馬楼が長く続くことを願った。





宿泊は若葉旅館、こちらの宿もとてもよかった。
建物、接客、全てが丁度良くて心地よい。
お料理も一品一品温かいものが出てきて
本当に美味しかった。
お風呂も食事も終えて、また街にくり出し
お祭りを見に行って・・・
考えてみたら、夜行バスの中、
ちゃんと睡眠も取れない状態できて
一日中遊びまわったのだから、次の日に堪えたのも
当たり前だろうな。

8月4日。
バスで鉾立の登山口に向かい、10時に登り始めた。
いつもならしばらく歩いていると、
体が慣れて楽になっていくのに
それが一向にやってこない。
日陰のない登山道で暑さも強まって、
吐き気も
感じ始めたときは早々に断念すべきかすごく迷った。
そんな葛藤の中、ゆっくり進んでいると、
賽ノ河原の雪渓が現れた。
色々な種類の高山植物が咲いている、
氷が溶けて流れる音、冷気が漂ってきて体が一気に楽に。
砂漠のオアシスです。

おかげで体も少し良くなって、またひたすら進む。
お昼休憩は御浜神社で、
カルデラの鳥海湖は素晴らしかった。
この壮大さを写真に収められないのが残念。






その後も登山道はきつかった。
千蛇谷ルートから行き雪渓を横断、
きっと頂上がすぐそこに・・・
と期待してもなかなか現れず、
岩山の道が延々続くように感じた。

雲が湧き上がってくる。ゴゴゴゴ・・・と落石の音が響く。
山の姿は美しいだけではないということを実感する。






時間をかけて、ゆっくりと、ようやく頂上へ着いた。
正確には頂上ではないのだけれど。
新山の山頂へは、御室小屋からさらに岩山を
20分登らなければいけない。
荷物を置いて、さて登るかーと行こうとした時に、
下山してきたおじさま達が、
上までは相当きついよ、ずっとロッククライミング状態で
登らなければいけないよ、
と声をかけてくれた。
その言葉にすっかり怖気づいて、引き返した。
戻ったら先ほどのおじさま達が、
それが賢明だよと言ってくれ、
頂上で撮ってきた写真を見せてくれた。

写真の景色は素晴らしかったけれど、
このヘロヘロな体では20分で登ることもできず、
焦って楽しめなかったことでしょう。






日本海にうっすらと雲がかかって光っている。
この景色だけで、もう十分今日のご褒美をもらった
気分でした。

食事を終えてからもう一度外に出て、
日が沈むのを待つ。
ここには山ガールなんて人っ子一人いない。
元気なおばさん、おじさん達の方言交じりの
陽気な声が楽しく響いていた。

尾根の向こうに月山。








美しい夕日でした。





2012/07/21

天文台



Sさんの企画で個人天文台へ、
残念ながら曇天で星を見ることができなかったけれど
天体望遠鏡について、Oさん自らとても丁寧に
説明してくれた。
遠くの木や電波塔に合わせて見せてくれると
驚くほどクリアで、
そして触れられそうなくらい近く感じた。
星や月を見たら、宇宙の中を漂うような
感覚になるのかも・・・
と思ったら、今日の天気が本当に悔やまれた。

美味しいカレーをご馳走になり、
さらには金環日食や惑星
アラスカの映像やオーロラの写真を見せてくれて
本当に楽しい夜だった。
Sさんが掛け合って企画してくれたおかげです。
どうもありがとう。








2012/06/23

個展終了


皆さまに支えられ、無事に個展終了しました。
お世話になった方々、友人、新しく出会えた方々・・・
遠い地から、観に行けないからとメッセージや
お花やお菓子を贈ってくれた友人達にも
温かな気持ちをいただきました。
全ての人に感謝の気持ちでいっぱいです。

とても幸せな日々でした。
今回何よりも印象に残ったことは、
観に来てくださった方の絵との向き合い方です。
真剣な眼差しで、でも遠くを眺めるように
優しげで、
その後でいただいた言葉は、
私の想像や絵を遥かに超えて
美しい世界とつながっていました。

私は絵には特別なメッセージは込めていません。
だからタイトルもない。
見る側の感性に頼りすぎる絵でよいのだろうか?
という疑問や課題もありますが、
それでも心に触れ、どこか記憶を呼び起こすことが
できたのならそれはそれで意味あるものだったと
思いたいです。

本当にありがとうございました。
絵をまた観たくてと
再度足を運んでくださった方々には
今後の制作活動に大きなパワーをいただきました。

また皆さんとお会いできる日を楽しみにしつつ
のんびり描き続けていこうと思います。




2012/06/12

レセプション


雨の中、オープニングパーティーにお越しくださり
本当にありがとうございました。
急遽決まったこともあり、一部の方にしか
ご案内できず、すみませんでした。




そもそも今回のパーティー開催のきっかけに
なったのは、これからお店を出そうとしている
森田ご夫婦からのケータリングの提案でした。
良かったらお料理作るよ?と。
お二人の料理の大ファンな私は、
それは楽しくなりそう!と決めたのでした。

忙しいお二人なのに、当日まで本当に準備等
大変だったと思います。
それなのにメニューも全て任せきりのまま、
当日を迎えてビックリ・・・!
どれも想像できない組み合わせの
センスあるお料理の数々、すっごく美味しくて
美しくて、皆さんも感動していました。
さらには片手に飲み物を持っていても、
つまめるようにとの工夫まで・・・
お二人の妥協のなさに、お料理への熱意と愛情を
改めて感じました。
最高のおもてなしの用意に、心から感謝・・・!


そして、これまた森田ご夫妻の提案で決まった、
大貫美帆子さんの詩の朗読。
絵に詩をつけていただいたことも
最高に贅沢でしたが、さらにご本人の声で
聴くことができるなんて幸せです。
まるで森の中へと導くような深く静かな声で、
会場の空気が変わりました。
友達は外の雨と彼女の声が共鳴して、
本当に素敵だったと感動していました。
本人の声だからこそ、
あの世界が作りだされたのかもしれません。
前日に依頼したというのに快く引き受けてくれて、
そして素晴らしい朗読を本当にありがとう。









そして、メインは庄司敦子さん、大淵靖子さんの
ヴァイオリン二重奏です。
こちらもオープニングで弾いてくれたらなぁー
なんて軽い声掛けに、お二人ともとても乗ってくれて、
そしてものすごい短期間で仕上げてくれたのでした。
絵を描くとき、大淵さんから頂いたバルトークの
CDをよく流していたので
絵にも私にもその音が染み込んでいました。
それらの完成された絵の前で、
今度は二人がヴァイオリンを奏でてくれるという幸せ。
音楽にひたすら向き合う二人の美しい姿に
見とれながら、
ここ数ヶ月、絵に没頭した日々と、
庭の景色を思い出して聴いていました。
最後は遠くの山まで心は広がって身体が溶けてしまった。

二人のことを本当に尊敬します。
ありがとうございました。








幸せなひとときでした。
皆さんも楽しめたといいのですが。
不思議と会ったことのない人同士が話していても、
全く違和感のない穏やかな空気が流れていて、
私としてはとても心地よかったです。

自分ひとりではこの空間は作れませんでした。
関わってくれた全ての方に感謝致します。









2012/05/23

個展のお知らせ



千駄木にあるGallery KINGYOにて個展をします。
Gallery KINGYO

6月12日(火) ~ 6月21日(木)
12:00~19:00(最終日17:00まで)
月曜休廊

DMでは17日が最終日とご案内しましたが、
21日まで延長となりました。

お時間ありましたら、お立ち寄りください。




2012/04/22

山荘


Sさんの紹介で山梨の山荘へ。
初日のワークショップは苦しかったし、疲れた。
それでも感覚を研ぎ澄ますことは
忘れずにいたいと思った。

朝4時半、一人で散歩に出かけたときの静けさ、
その中で響く犬の鳴き声と風の音。
なんだか怖かったけれど、
この時間がたまらなく好きだったりする。
でも帰る頃になって家主が隣の家に昨年熊が出たんだよー
養蜂箱全部やられちゃったんだってー、もうすごいの。
と話してくれて。それ最初に聞きたかった。

野生のキジを初めてみたり、たんぽぽを食べたり、
ツクシやヨモギを摘んだり
初めてだらけの二日間でした。
大人になると“初めて”はどんどん減っていってしまうから
貴重な体験させていただいたことを、
あの場にいた優しい人達に感謝しなければ。
山にも感謝。









2012/03/26

鎌倉


自転車で鎌倉に行った。
カレーを食べた後(カレーは普通の味だった)
さらに近くのコロッケ屋さんに立ち寄る。
揚げたての肉じゃがコロッケが美味しかった。
食べている間に雨が降り出し、
困ったなぁと眺めていると
店主のおじさんが傘の心配をしてくれ、
さらに止むまで雨宿りしていきなーと
気さくに声をかけてくれた。
お言葉に甘え、お店の前のベンチに座って待つと、
しばらくして雨は止んでくれた。
お礼を言うため顔を出すと、
ご夫婦でいい笑顔を返してくれて。
それがとても印象的だった。

その後はレデンプトリスチン製の
クッキーを買うべく教会へ。
でも残念ながらこの日は販売をしていなくて、
しかたなくユニオンで買った。
海を少し眺めた後、家に帰った。








2012/03/20

大楠山


大楠山へハイキング。
前回見られなかった菜の花が見事に咲いていた。
でも春らしい黄色の花とは裏腹に、
風は冬のような冷たさだった。

頂上では前日作ったベーグルを炙って、
チーズとベーコンを挟んで食べた。
山の上での食事は地上で食べるより1.5倍、
美味しさが増している気がする。

帰りは衣笠まで歩き、商店街を満喫した。








2012/03/03

新・劇場の三科 1925→2012


巻上公一さんを一度観てみたくて、
パフォーマンス・イベント
「新・劇場の三科 1925→2012」を
LとS子さんを誘い、行ってきた。
村山知義展関連企画なのに、このかたを知らず
よくわからぬままイベントだけ楽しんできた。

展示室を移動しながら見る面白い形式だったけれど
巻上公一さんのインパクトがありすぎて・・・
それ以降はあまり印象に残らなかった。
1925年の熱狂を、思い起こし分かち合う感性が
私にないからかも。

夜はCinema Amigoで黒澤明の「夢」を途中まで。
桜茶を飲んで、S子さん家で春色の落雁で
またお茶をして。
過去と現在を行ったりきたりしたような?
そんなひな祭りの一日でした。





2012/01/29

非電化工房


友達に誘われ、那須にある非電化工房の見学会へ
参加してきた。
正直、非電化に真剣に取り組む気合いで
行った訳では
なかったので、
参加した人との視点は違ったかもしれないけれど、
今後色々な意味でヒントになることをたくさん
教えていただいた気がする。